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12/4(木) ケミカルリサイクル実施に関する(株)高速×ベガルタ仙台×仙台89ERS 合同記者会見を実施いたしました
株式会社仙台89ERSは、株式会社高速様、株式会社ベガルタ仙台様サポートの元、12月7日(日)のホームゲームで、プラスチックの飲料容器の「ケミカルリサイクル」を実施いたします。
実施に先立ち、12月4日(木)に3社合同の記者会見を行いました。
本取り組みは、ベガルタ仙台様と高速様がスタジアムで進めてこられた、飲食のカップやトレーなどをスタジアム内で完全循環させる環境循環モデル「ケミ・リサSENDAI」を参考にしたものです。同モデルは、令和7年度「みやぎゼロカーボンアワード」優秀賞を受賞しています。
仙台のプロスポーツチームである仙台89ERSとベガルタ仙台様が連携し、高速様とともにケミカルリサイクルに取り組むことで、スポーツとサステナビリティを融合した新しい地域連携の形を創出して参ります。
株式会社高速 代表取締役社長執行役員 赫裕規様のコメント
「ケミ・リサSENDAI」は、ベガルタ仙台様が中心となって、パートナー企業のみなさま、そして我々も参画して、スタジアムグルメで使用されたプラスチックの容器やドリンク容器を回収して、ケミカルリサイクルという方法で再資源化し、容器に戻すという完全循環の活動です。
プラスチックは本来、便利で衛生的かつ扱いやすい素材ですが、海洋汚染・CO2排出・資源枯渇といった環境課題と混同され、「悪者」とされがちです。大切なのは、正しく使い、正しく回収し、適切にリサイクルしていくことだと私たちは考えています。
今回、仙台89ERS様、パートナーのみなさまと取り組む「ケミカルリサイクル」は、使用したプラスチック容器を分別・回収し、再び同じ素材に戻して利用する“資源循環”の仕組みです。アリーナのようなクローズドな空間では使用する素材を統一できるため、非常にこの活動と相性が良く、CO2削減にも貢献できる優れた方法です。
「ケミカルリサイクル」にはコスト面などの課題もありますが、社会貢献の一環として広げていくべき取り組みだと考えています。そのためには飲食テナントのみなさま、そしてファン・サポーターのみなさまのご協力が欠かせません。回収量を増やし、仕組みをより持続可能なものにしていきたいと思います。
仙台発、東北発の取り組みとして、この循環型モデルを全国へ広げ、「日本一環境に優しいアリーナ」を実現する一助となれるよう、今後も当社として最大限取り組んで参ります。
株式会社ベガルタ仙台 代表取締役社長 板橋秀樹様のコメント
ベガルタ仙台は、創設以来「地域に根ざすクラブ」を掲げ、環境問題を含むさまざまな社会課題に向き合ってきました。中でも、近年世界的に注目されているプラスチック問題に対し、従来のマテリアルリサイクルとは異なる「ケミカルリサイクル」の導入は、私たちにとって大きな一歩です。
「ケミカルリサイクル」は、使用済みプラスチックを元の原料に戻す技術で、日本の従来型リサイクルにはなかった新しい仕組みです。高速様をはじめとしたパートナー企業と協力し、今シーズンからホームスタジアムでの社会実装を開始しました。取り組みの様子や成果をデータとして蓄積し、今後は他の団体や地域イベントにも広く展開できるモデルにしていくことを目指しています。
今回の取り組みが、環境問題に関心を持つきっかけとなり、ともに参加する多くの企業や地域のみなさまにとっても価値あるものになるよう取り組んで参ります。
未来のこどもたちに、より良い環境を残すため、そしてこの取り組みを仙台・東北から全国に広げるため、今後も継続してチャレンジしていきたいと考えています。
株式会社仙台 代表取締役社長 志村雄彦のコメント
今回、高速様、ベガルタ仙台様との連携を機に、仙台89ERSのアリーナにおける“完全循環”を目指した環境アクションをスタートできることを大変嬉しく思います。
これまでも私たち仙台89ERSは、スポーツを通じて地域に勇気や元気を与えたいと、様々な地域貢献活動「NINERS HOOP」を実施してきました。
この度の「ケミカルリサイクル」の活動は、先んじて実施していたベガルタ仙台様や高速様のサポートで実現しました。
これまでも、リサイクル可能な資材の活用など、環境への取り組みを進めて参りましたが、“アリーナでの完全循環”というのは、Bリーグでは初(※)の環境アクションですので、ファンのみなさまとともに実現できることは誇りに思いますし、実証実験を通じ本格的にリサイクル活動を実施する大きな一歩だと思ってます。
未来のためにこの環境問題に取り組むことも、私たち企業の責任の一つだと考えています。
クラブや企業だけでなく、アリーナに足を運んでくださるファンのみなさまも含め、地域全体で協力しながら進めていくことを願うとともに、未来あるこどもたちにとって住みやすい街づくりにつながる活動として、仙台から全国に新しいスタンダードを発信していけるよう、継続的に取り組んでいきたいと思います。
(※)プラスチック製品のアリーナ内での完全循環に向けた活動はリーグ初
12/7(日)FE名古屋戦~ケミカルリサイクル(ケミリサ)に取り組もう!~
◾️12月7日(日)「ケミカルリサイクル」実施内容
アリーナ内で購入された飲料のプラカップを、館内に設置しているエコステーションにお持ちください。
回収したプラカップは、当日中に専用の機械(減容機)で分子レベルまで分解し、新しいプラカップへと生まれ変わるための資源へ再生します。
※減容機を動かす発電機には、アリーナフードで出た使用済食用油を使用いたします
■ケミリサ参加 特典
エコステーションへプラカップを持ってきていただいた方に、以下の景品をプレゼントします。
高校生以上のお客様:チータ君シール
お子さま(中学生以下):ホイッスル(袋入り)
※ホイッスルは会場内で使用禁止です。開封せずにお持ち帰りください
※小さなお子さまには、保護者の方へお渡しさせていただきます
※特典のプレゼントは、無くなり次第終了です














